減農薬“賀茂八十八”発売/売上金で里山保全

2018.02.28

JA広島中央と全農ひろしまが企画した精米商品「賀茂八十八(かもやそはち)」が商品化されました。対象農薬を県の基準から2割以上削減して栽培した「コシヒカリ」で、「環境保全米」として売上金の一部は「西条・水と山の環境機構」へ基金として搬出し、地域の環境保全に役立てます。

平成29年産は管内南部にある集落営農法人7法人が約30㌶で栽培。「賀茂八十八」は管内地域の賀茂大地と、米ができるには88の手間がかかるといわれることにちなみ、名付けました。パッケージは日本酒のラベル「胴張り」をイメージし、東広島市を一望できる龍王山が描かれています。

1月下旬から市内や広島市のスーパーなどで販売しています。

売上金の一部の搬出先である同機構は、西条酒造協会の関係者や行政、大学関係者、東広島市民で構成され、東広島を中心に、山や水を取り巻く環境保全に取り組んでいます。西条酒造協会の清酒の売上の一部を搬出した基金で運営されていますが、酒以外の売上の拠出は賀茂八十八が初めての試みです。

2月16日には、グランラセーレ東広島で記念式典が開かれました。生産法人や同機構の前垣壽男理事長、販売店、JA関係者など約40人が出席し、商品の特徴や生産者が紹介され、全農ひろしまの親善大使「JAお米のアンバサダー」が試食を配りました。JAの河野組合長は「実需に基づく生産力の強化、ブランド力の強化を図り、JAグループで全力を尽くし、販売拡大に取り組む」とあいさつしました。

新商品「賀茂八十八」をPRするJAお米のアンバサダー
記念式典では生産者が紹介されました。
西条・山と水の環境機構の取り組みが紹介されました。