
JA広島中央は、「自己改革」のちらしを作って組合員の理解促進に役立てています。第1弾は9月に作り、JAや協同組合、組合員の役割、自己改革について分かりやすく示しました。役職員の組合員訪問や窓口で配る他、意見交換会やJA農業祭などで活用し、自己改革の「見える化」を進めます。
JAは自己改革について、今年度の広報誌の特集で3回取り上げました。11月号からはコーナーを設け、取り組みなどを毎月掲載していますが、さらに幅広く情報発信しようとちらしを作成しました。
第2弾は11月に作成。営農経済事業に関する自己改革の具体的な内容や成果、取り組みをA4版の両面にまとめました。営農指導の強化、地域農業の振興、資材のコスト低減や2018年産からの米の全量買い取り、多収性品種の作付け誘導などの内容を、写真も使って分かりやすく説明しています。
月に1度の組合員定期訪問で内容を説明する他、支店、グリーンセンターの窓口でも来店者に手渡しします。常勤役員が集落営農法人と担い手を個別に訪問する「声を聞く運動」にも活用しています。今後も組合員アンケートやイベントなどに合わせて作成し、効果的に理解を深めていく計画です。
自己改革推進本部の岡本昌代室長は「今後もさまざまな形で理解促進を図りながら、自己改革を実践して地域になくてはならい農協を目指していく」と意気込みます。