ミニハクサイ 青壮年連盟が産地化を率先

2017.10.06

JA広島中央青壮年連盟は、新たな特産品の産地化を目指し、ミニハクサイの生産に乗り出しました。青壮年部員が持つ技術や経験を結集したプロジェクトで、計画的な生産と販売の確立で生産拡大、所得向上につなげます。地域の担い手である青壮年連盟として1つの作物に取り組むのは初めてで、JAは営農指導や買い取りで後押しします。

ミニハクサイは500㌘ほどの手のひらサイズ。一度に使い切れて、核家族化が進む中で注目され始めています。有望品目と見込んで導入を決めました。

株間20㌢、条間30㌢の密植で栽培し育成期間が短いため、管理が難しく、栽培経験者がいないことから、青壮年部員とJA担当者で「ミニハクサイプロジェクト」を発足。栽培計画や施肥設計、生産コストの話し合いを重ね、これまでの農業経験を生かして分担して作業を進めます。

今年は苗生産者2人が育苗を担い、管内北部、中部、南部にそれぞれ住む4人が、定植から出荷までを担当。全体で1万5000株を作付けています。種まきと定植を5日ずつずらして3回に分け、9月中旬から下旬にかけて植え付けました。

技術面ではJA営農指導員が支える他、収穫したものはJAが買い取って、販促活動なども支援していきます。繁忙期の定植と収穫には、JA職員が農業実習を兼ねて作業を補います。

今後は畑を巡回するなどして生産技術を統一、向上させていきます。地元での知名度を上げるため、11月中旬に開催予定のJA農業祭へも、4000株の出荷を計画です。

同連盟の増原三千哉委員長は「産地化の目標に向かって心を一つにすることで、団結力を強めたい。技術を確立させ、いずれは地域全体に広めていきたい」と意欲を見せます。

定植後のミニハクサイの生育を確かめる青壮年連盟部員とJA職員
ミニハクサイを定植する青壮年連盟部員ら