JA広島中央は肥料や農薬、生活資材などの購入者の利便性向上やコスト低減へ、東広島市のJA中央地域配送センターの利用を呼びかけています。同センターは、JA取扱購買品を管

内全域の組合員宅へ戸配送。生産資材などの価格高騰の影響で農家組合員の負担が増す中、配送手数料の大部分をJAが負担し、営農継続を支援します。
同センターは、JA全農ひろしまと共同で運営しています。運送会社4社と契約し、管内の地区を二つに分け、1日おきに定期配送します。利用者の多くはリピーターです。。
配送はグリーンセンターで受け付けます。肥料や農薬は、店頭持ち帰り価格と配送希望価格を設定。生活資材の配送手数料は無料。配達時間など細かい条件は指定できませんが、受注を取りまとめることで管理コストの低減につなげています。
燃料費高騰を受け、配送手数料の徴収も検討しましたが、世界的な化学肥料原料の高騰などで生産者の負担が増していることから、無料で据え置いています。JAが手数料の大部分を負担し運搬にかかる労力を軽減することで、生産者を支援します。
購買課の河元浩志課長は「配送センターの利用で労力やコスト面の負担を減らし、営農継続の一助としてほしい」と話します。