夏ネギ導入で長期出荷/2カ月延長 安定販売で所得増へ

2017.08.24

JA広島中央は2017年度、白ネギの出荷を7月下旬から翌年3月まで分散して長期出荷しています。2015年度までは12~2月に出荷が集中していましたが、16年度は管内で栽培時期をずらし、9~3月に分散。新たに7月下旬~9月に出荷する夏ネギを管内北部などで本格化させ、さらに2カ月早めました。

白ネギは68戸が16.5㌶で栽培し、出荷量330㌧、販売高1億円をめざします。県内や関西の大手スーパーに出荷する他、管内の学校給食センターやスーパーへの直接販売で県内消費の拡大を狙います。

栽培2年目の三原市大和町の田坂信太郎さんは50㌃で栽培。冷涼な地域の特性を生かし、夏ネギは20㌃に作付け。4月上旬に定植し、8月上旬から出荷を始めました。根の張りがよく水分も多いため、秋冬ネギに比べて収穫に手間が掛かりますが、田坂さんは「みずみずしく、シャキシャキした歯ごたえがある夏ネギを多くの人に味わってもらいたい」と自信を見せます。

JA指導販売課の島本義光課長は「長期出荷で安定した販売につなげ、農家の所得向上につなげたい」と意気込みます。

夏ネギの調整作業をする田坂さん
収穫した夏ネギ