特A米「恋の予感」ブランド化へ/施肥技術確立へ比較試験

2022.06.10

 JA広島中央は水稲「恋の予感」のブランド力を高めるため、安定収量と品質向上を目的に肥料の比較試験を始めました。県西部農業技術指導所とJA全農ひろしまも協力。昨年の試験で実

肥料を田植え機にセットする法人のメンバー

証した生育に適した元肥一発肥料を基本に、増収、食味向上が可能な施肥技術を確立させます。

昨年から「恋の予感」のブランド化に力を入れるJAは、2021年産米の施肥試験で最高分げつ期と幼穂形成期の間、停滞期(ラグ期)の肥効が収量を左右することを突き止めました。

 2022年産米は、有効性を確認した元肥一発肥料の区画と、停滞期の肥効をより高めた配合の区画、食味を向上させるためタンパク質含量の低減を期待する配合の区画で比較します。東広島市の下三永農事組合法人の28アールで田植えと同時に施肥しました。

 東広島市農業振興戦略会議水稲振興検討班の活動と協力して生育調査や販売・ブランド化の活動を展開します。

 「恋の予感」は、食味向上に同市産のかき殻を使った土壌改良剤で土づくりをするなどの努力もあり、日本穀物検定協会が発表した2021年産米の食味ランキングで、県南部の米が初の最高ランク「特A」に選ばれました。JA営農販売課の橋本孟治係長は「安定収量確保と良品質米の生産を両立させて2年連続特Aを目指す」と話します。