広島県南部の米『恋の予感』初の特A

2022.03.10

 日本穀物検定協会が発表した2021年産米の食味ランキングで、広島県南部の米「恋の予感」が、初の最高ランク「特A」に選ばれました。「恋の予感」の県内最大産地のJA広島中央は、東広島市と生産・販売で連携しています。3月12日にJA産直市「とれたて元気市となりの農家店」で「特A」取得の記念イベントを開くなどPRに力をいれています。
 高温耐暑品種「恋の予感」は、うま味成分が高く、あっさりとした味が特徴。粒感があり、もちもちした食感で、冷めても硬くなりにくく、弁当などでもおいしさが実感できます。「特A」は、県産の2021年産では唯一でした。
 同JAは、地球温暖化を背景に2017年に「恋の予感」を本格導入。2021年産米は県内栽培の半分を占める約300㌶で栽培し、850㌧を集荷しました。
 消費減少や新型コロナウイルス下で米の販売状況が厳しい中、JAと同市は2021年から食味向上を目指したブランド化に取り組んでいます。県特産のかき殻を土壌改良剤として使用した実証試験の他、県内初の米コンテストを開催。また、管内産の「恋の予感」のオリジナルパッケージを製作し、PRしています。
 記念イベントでは、同市産「恋の予感」300㌘入りを先着300人にプレゼントする予定です。河野孝行組合長は「生産者の努力が実を結びうれしい。自慢の米を多くの人に味わってもらいたい。次年度も特Aをとれるよう指導を強化し、生産者を支援する」と意気込みます。

土づくりからこだわあって栽培した「恋の予感」の品質を確かめる下三永(農)の高尾昭臣組合長
東広島市産「恋の予感」オリジナルパッケージ