JA広島中央は省力化、軽労化を目的にスマート農業機械の実演に取り組んでいます。12月15日には、東広島市志和町で直進アシスト機能付きトラクターや作業機の実演会を開いて性能を確認。スマート農業の理解を深め、導入の機会づくりにします。
全農ひろしまと農機メーカーのクボタ、ニプロ、コバシ、タカキタが協力。農家や集落法人の代表者ら19人が参加しました。
クボタが、直進アシスト機能を搭載したトラクターを紹介し、全地球衛星利用測位システム(GNSS)で自動直進しながら耕す作業を実演。自動運転の精度や安全機能に加え、作業むらなどを防止できる利点を確認しました。
ブロードキャスターを装着した作業や、あぜ塗り機、草刈り機などの作業機も実演。参加者は試乗して体験しました。同市の和泉憲治さんは「農業機械の進化に驚いた。実演でイメージが湧きやすく大変ありがたい」と話しました。
JA農機センターの川﨑克己センター長は「地区ごとに実演会を開き、多くの人に参加してもらえるように工夫する。作業の効率化や省力化で農家、組合員を支援していきたい」と話します。