冬ブドウ「紫苑」出番/東広島市すざわ果樹園

2021.11.24

 広島県東広島市のすざわ果樹園で、冬ブドウ「紫苑(しえん)」の出荷が23日に始まりました。「紫

冬ブドウ「紫苑」を収穫する須澤代表

苑」は冬に楽しめる希少なブドウとして歳暮など贈答用に人気が高く、県内では珍しい品種。今年は遅霜や猛暑、大雨など、厳しい気象条件でしたが、管理の徹底で仕上がりは上々。12月上旬までに約5㌧の出荷を計画しています。
 「紫苑」は紅紫色の果皮はやわらかく、糖度18以上と強い甘味に、ジューシーな果汁が特徴。全国発送の他、JA広島中央の産直市「とれたて元気市となりの農家店」「となりの農家」、JA全農の通販サイト「JAタウン」、県内スーパーなどで販売を予定しています。
 同園は1・4㌶でブドウ約350本を栽培。「紫苑」は44本を露地栽培し、トンネルのビニールを掛ける時期を遅らせるなどの工夫で発芽を調整しています。収穫後は、穂軸に水分補給容器を付け、保冷庫で管理し、歳暮やクリスマスの需要の高い時期に食べ頃を合わせています。須澤勝己代表は「今年もおいしいブドウができた。多くの人に味わってほしい」と自信を見せます。