JA広島中央が改修を進めていた、東広島市の中部ライスセンターが完成し8月3日、現地で始動式を開きました。老朽化した3カ所のライスセンターを1カ所に集約。高屋ライスセンター、志和ライスセンターの機械稼働を休止して、福富ライスセンターの設備を更新する形で改修し、名称を「中部ライスセンター」に変更しました。対象面積は208㌶。
処理量は施設改修前の1000㌧から1600㌧に拡張。20㌧の乾燥機4基と、8.2㌧の乾燥機6基を組み合わせて、大量、小量をそれぞれ荷受けします。フルカラーで計測するカメラと遠赤外線センサー搭載のカメラを組み合わせた光選別機を導入。均質な調整を図る他、配積ロボットの導入で作業を効率化させました。
国の「強い農業作り交付金」を活用して国と市から補助を受けました。組合員の利便性を考慮し、機械を休止するライスセンター2カ所でも生もみを荷受けし、中部ライスセンターで処理します。
始動式には、行政や工事関係者、福富地区総代、JA役職員など約50人が出席しました。JAの河野孝行組合長が工事関係者に感謝状を贈呈。始動スイッチを押して機械を始動させて、完成を祝いました。