需要つかみ売り上げ好調/「とれたて元気市となりの農家店」2周年

2021.06.07

JA広島中央とJA全農ひろしまが共同運営する東広島市の直売所「とれたて元気市となりの農家店」が開店2周年を迎え、2020年度の来店者が36万人、売上高は6億

新型コロナウイルス感染拡大の防止対策を取りながら地域の食を支える「とれたて元気市となりの農家店」

7300万円と着実に数字を伸ばしました。新型コロナウイルス下で外出自粛が続く中、品ぞろえの充実などで需要をつかみ、2021年度は年間売上高8億円を目指します。
 同店は2019年5月にオープン。県域の農産物を扱う全農ひろしまと地元に根差すJA広島中央の強みを生かし、JAの枠を超えた販売を進めています。2年目は、開店1年目と比べて、1カ月当たりの売上は平均3割増。地元産の品ぞろえを充実させ、早朝に収穫した野菜を「朝どり野菜」として特設コーナーに並べ、新鮮さを前面に打ち出しました。
集荷拠点も増やし、生産者の利便性が向上。オープン当初は約400人だった出荷者は、今年5月に4倍の約1600人となりました。2021年度は端境期の品ぞろえ充実へ、講習会を開いて指導する他、ハウスの設置費用を半額助成するなど独自の支援に取り組みます。
コロナ下で試食やイベントは自粛していますが、生産者の対面販売などでアピールしています。2021年度は店舗スタッフが食育ソムリエの資格を取得し、店頭やインターネット交流サイト(SNS)で食べ方を提案する計画です。
 消費者が定着し、2021年4月の店舗売上高も前年同月比1割贈の5300万円と好調。JA営農販売部の清田部長は「地域の食卓を支える活動拠点として新鮮な地元野菜の拡大に取り組みたい」と話します。