直売所向け集荷拠点増/ふれあい神村センター

2021.02.12

JA広島中央は、生産者の利便性向上で生産拡大を図るため、直売所向けの集荷拠点を増やしています。東広島市では、市が所有するふれあい神村センターを集荷場として増設。既

集荷場に持ち込んだ農産物を確かめる生産者ら

存の公共施設を活用することで、地域活性化にもつなげる考えです。
同センターは、同市豊栄町吉原東地区のコミュニティー施設。産地化していたキャベツの出荷センターとしても利用していましたが、近年は地元の神村振興会が新たな用途を探っていました。
最寄りの集荷場のJA豊栄グリーンセンターまでは自動車で約10分と、高齢化が進む地域にとっては不便な環境でした。そこで集荷拠点を増やしたいJAの提案で集荷場として作年9月から利用しています。
神村振興会は、ナスやキュウリ、白ネギなどの苗を農家に配布。生産増も呼び掛けたことで、同地区の出荷者は、集荷場新設前に比べ7人増の17人となりました。出荷を始めた桒原征勇さんは「近くに集荷場ができて便利が良くなったので生産意欲も湧いた。栽培を続けたい」と意欲的です。
集荷は月、金曜日の週2回。JAの配送トラックが集荷してJAの産直市3店舗や広島市にあるJA全農ひろしまの直売所2店舗に出荷します。2月8日には11人の生産者が出荷。ホウレンソウや、白ネギ、ブロッコリー、カボチャ、ギンナン、花など25コンテナが集まりました。
神村振興会代表の迫真治さんは「野菜部会をつくるなどして交流を深めながら地域を活性化させたい」と話します。
JA営農販売課の西田聡課長は「市などと連携して集荷拠点を増やし、生産者の利便性を向上させることで生産者の所得増大につなげたい」と意気込みます。