大学生に食料援助/ 協同組合が連携

2020.10.05

JAグループ広島は、広島県生活協同組合連合会など県内の協同組合と連携し、一人暮らしの大学生に食料品を贈る支援活動を始めました。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、アルバイトの収入減少や自粛生活で不安な日々を過ごす大学生に、食料品の詰め合わせを無償提供します。協同組合の持つ相互扶助の精神を発揮することで、次世代を担う大学生を食で支えます。
支援するのは広島大学、広島修道大学、福山市立大学、安田女子大学・短期大学短大も、比治山大学・短期大学、山陽女子短期大学の6大学の学生。夏休み明けのタイミングで1人につき新米2㌔や缶詰、レトルト食品、カップ麺など3000円相当を贈ります。
10月1日には東広島市の広島大学の大学生協で贈呈式を開きました。広島県生活協同組合連合会の高田公喜専務が同大学消費生活協同組合の細野賢治理事長に目録を手渡しました。贈った食料品は、学生約1300人に配られます。
米は、東広島市の農事組合法人うやまが生産した新米をJA広島中央が提供。同法人は2018年の西日本豪雨で被災し、復旧・復興を目指しながら営農を続けていています。米の提供は災害復興の支援も兼ねています。JAの河野組合長は「食を守る尊さも感じてほしい。コロナ禍の困難を乗り越えて、豊かな学生生活を送ってほしい」と激励しました。
コロナ禍では、大学での学生食堂の利用制限や、リモート授業の増加により大学に行く機会が減り、自炊の機会が増える一方、アルバイトができない学生もいます。同大学教育学部3年生の神谷波光さんは「一番困っている食を地域の人に支援してもらい、助かる」と感謝しました。

広島大学生協での贈呈式に出席した関係者
贈られた食料品を受け取る大学生