子ども食堂開設/旬の野菜使い弁当

2020.08.07

JA広島中央女性部は、地域の子どもに食事を提供する「子ども食堂」の取り組みを始めました。JAが食材を提供し、部員が旬の野菜を使った弁当を作り、東広島市の高美が丘こども塾「竹の

女性部が作った弁当を子どもたちに手渡すJA職員

子」に届けます。次代を担う子どもを食の面から支え、持続可能な開発目標(SDGs)の実現を目指します。
核家族化などで、子どもの孤食が増えている。子育て支援策として地元農産物の魅力や家庭の味を伝えようと、JAが女性部に協力を呼び掛け実現しました。JAは同市にある施設を調理場や会議室のある厨房センターに改修。食材は、地元の産直市「とれたて元気市となりの農家店からJAが仕入れて無償提供します。
「竹の子」は2018年に開設。毎週水曜日の放課後、1人親家庭の小、中学生を対象に居場所づくりや学習支援を行います。児童10人が通い、月2回は民生委員児童委員、地域ボランティアが夕食を作ります。7月からJA女性部が加わり、月1回、弁当を提供します。
初回は、弁当20食分を届けました。JAが生産振興する米「恋の予感」や管内産の農産物を中心にハンバーグやポテトサラダ、ナス田楽、キャベツ炒めなど栄養たっぷりで、子どもが好きなメニューをそろえました。
新型コロナウイルスの感染を防ぐため、女性部と児童の面会での交流はできなかったが食材、産地を記したメニュー表や女性部の紹介ちらしで交流。JA職員が児童に弁当を渡しました。
竹の子の増田四郎代表は「1人で食事する子どももいる。施設での食事を楽しみにしている。提供できる回数が月1回増えるのは、ありがたい」と歓迎します。
女性部の佐々木英子部長は「子どもの成長に役立てるとうれしい。新型コロナウイルス感染状況を見ながら、食育など交流もしていきたい」と意欲的です。