もち麦転換 初の収穫/安定生産めざす

2020.06.15
コンバインでもち麦を収穫する下三永のメンバー

東広島市の下三永農事組合法人は6月上旬、もち麦の初収穫を始めました。初年度は6.7㌶で作付けた。暖冬で生育が順調に進み、10㌃当たり収量400㌔以上を見込みます。
同法人は2013年から六条大麦の「さやかぜ」を栽培してきましたが、健康志向の高まりで注目されているもち麦に着目。2018年に試験栽培しました。管理が「さやかぜ」とほぼ同じで、梅雨入り前の6月中旬までに収穫でき、水稲の作付けに影響が少ないとみて、今作から、もち麦に全て切り替えました。
品種は「キラリモチ」。機能性成分のβグルカンの含有量が通常の大麦品種の1.5倍で、血中コレステロールを下げる働きがあるとされます。
昨年11月中旬に種をまき、農薬散布用ドローン(小型無人飛行機)で赤かび病の予防など管理を徹底しました。
収穫は大型コンバインで刈り取り、JA広島中央のカントリーエレベーターで乾燥調整します。JAは産直市での販売の他、販路拡大で後押します。法人代表の高尾昭臣さんは「収量を上げて生産を安定させていきたい」と話します。