ハトムギ産地復活へ/ロゴ入り商品で県産PR

2020.03.23

JA広島中央と三原市の大和町ハトムギ生産振興組合は、ハトムギの産地復活を目指し、生産・販売を強化しています。2020年度は、前年比2.3㌶増の14㌶の栽培を計画。JAは、国産

「広島はと麦きれい倶楽部」のロゴを入れて生産・販売するハトムギティーバッグ

ハトムギを広める活動を展開するはと麦きれい倶楽部に加入。加工販売するティーバッグに県産をPRする「広島はと麦きれい倶楽部」のロゴを付けるなど、生産と販売の両輪でブランド力を高めて普及拡大を図ります。
ハトムギは、1981年から同町とJAが産地化に取り組んでいます。2001年に約30㌶まで増えましたが、雑草対策が難しく、連作障害や高齢化などで生産が減少しました。
健康ブームで国産ハトムギの需要が高まり、加工品での販売が見込めることから2019年からの経営刷新中期計画で、ハトムギを地域特産物の1つに設定。新規就農者や法人などに転作品目として呼び掛け、生産拡大に取り組んでいます。 
2020年度は3法人が加わり、15戸が生産する計画で、JAが全量を買い取り加工します。同市所有の乾燥施設が4月、JAに無償譲渡されることが決まり、2020年産から乾燥もJAが担います。
JAは、全国の産地などで構成するはと麦きれい倶楽部に2017年加入。県内初の会員として、県産PRのロゴを入れ、適正価格を設定して、販売を強化します。
乾燥したハトムギは、皮付きのままいってティーバックやペットボトルのブレンド茶「はとむぎ茶茶茶」などに加工して販売する他、粉末は地元のパン屋などに出荷しています。大和グリーンセンターの和田伸二センター長は「販売強化と、生産コストの低減で生産者の所得向上につなげたい」と話します。