栽培暦を改訂

2019.11.29
高齢者にも読みやすくした新しい「水稲栽培ごよみ」

JA広島中央は、「水稲栽培ごよみ」を改訂し、高齢でも読みやすいように表記を大きくしました。従来は2地区を1面にまとめて掲載していましたが、改訂版は両面刷りにして掲載スペースを拡大。レイアウトも一新して、作業手順を時系列で示すなど、分かりやすさを求めました。異常気象や天候不順に左右されない安定した米作りを提案することで品質向上、収量増で農家所得の向上につなげます。

「水稲栽培ごよみ」は、新聞見開きサイズのカラー両面刷。従来は管内地域の北部版と南部版を同じ面に掲載していたが、南北をそれぞれの面に分け、字や図を大きくした。

レイアウトも見直し、左に作業カレンダー、右に防除などをまとめました。2019年産で多発したトビイロウンカなどウンカ類に効果が高い薬剤を掲載。畦畔から散布する豆つぶ剤や、水口に薬剤をセットして雑草を防除する水口処理など、省力化技術も提案しています。

組合員の要望に応え、一発肥料を集約し、JAグループが開発した銘柄も取り入れて低コスト化を提案しました。肥料・農薬の施用日や作業日を記入できるようにして利便性も高め、正確な生産履歴記帳に役立てる暦にしました。

JA職員が全生産農家を訪問して配布。また2020年産に向け、JAは12月上旬までに35会場で講習会を開く予定です。2019年産の総括や改善点、新たな技術、栽培ポイントなどを伝えます。

JA営農指導課の大石係長は「生産者一人ひとりが振り返り、課題を整理した上で、それに解決策を取り入れてもらい所得向上に役立てたい」と意気込みます。