高校生料理コンテスト決勝へ/西条農業高校 JA広島中央と連携

2019.10.29

広島県立西条農業高校は、11月2、3日に東京で開かれる高校生料理コンテスト「第8回ご当地! 絶品うまいもん甲子園」決勝大会に向け、食材の知識を深めるなど研究を重ねています。同校は、食品残さ飼料(エコフィールド)や県産野菜などを活用した持続可能な開発目標(SDGs)に貢献できるレシピ料理「「SDGsサンド賀茂!?」を考案。JA広島中央が食材調達に協力し、循環型農業のモデルとして日本一を目指します。

8月に中国四国エリア選抜大会で優勝。決勝大会に畜産科3年の安本彩乃さん(18)、常友美輝さん(17)、三宅思乃さん(18)が出場します。

「SDGsサンド賀茂!?」は、JA広島中央が提供した三原市大和町産のハトムギ粉を練り込んだパンに、サニーレタスやサルシッチャ、ベーコン、キャロットラペなどを挟んだサンドイッチです。

サルシッチャとベーコンは、校内で麦茶かすを飼料に育てた豚の肉を使います。

ソースや具材は、東広島市のJA産直市「とれたて元気市となりの農家店」などで調達。ハトムギは、大和町ハトムギ生産振興組合とJAが協力して栽培に取り組んでいます。今年は、3法人と15人が11.7㌶で栽培しています。

生徒は9月に生産者の時末辰夫さん、農事組合法人蔵宗の圃場を視察し、穂が熟す前のハトムギの生育を学びました。10月も、関連施設の視察や収穫したハトムギの加工工程を見学。知識を深め、決勝大会に臨みます。

JAも大会に使うハトムギの提供をなど、支援を惜しみません。JA大和グリーンセンターの和田伸二センター長は「大会で、ハトムギの生産拡大にも弾みをつけたい」と期待を込めます。

安本さんは「さらに磨きをかけて、決勝で地元産のハトムギの良さを広めたい」と抱負を語ります。

消費者向けイベントで「SDGsサンド賀茂!?」を紹介した生徒ら
ハトムギ生産者の時末さんから生育について教わる生徒ら