キッチンカーで魅力“発信”/バナナを生産する勝梅園

2019.10.25

東広島市でバナナを栽培する勝梅園のキッチンカーが話題を集めています。バナナをふんだんに使ったソフトクリームやスムージーなどのオリジナル商品を提供。JAや県内各地のイベントに出向き、国産バナナのおいしさを伝えています。

2㌧トラックを改装し、流し台や冷凍庫、冷蔵庫を備えたキッチンカーは4月から営業しています。ナンバーは「877(バナナ)」。目を引くデザインにこだわり、車体はバナナと同じ鮮やかな黄色で、栽培するバナナの木やブランド名「ヒロシマPEACEバナナ」を描きました。

週末を中心に、JA広島中央の産直市や祭り、大学の学園祭、地域イベントなどを巡ります。糖度20度以上、濃厚でクリーミーなバナナの特長を生かしたメニューも開発。自社栽培する他に農産物も使っています。

ソフトクリーム、牛乳で作る「バナナスムージー」、ブロッコリーを入れた「バナッコリースムージー」などが人気です。多い日で300人が来店します。

同園会長の中田勝さんは、機械加工などを手掛けてきましたが、所有する土地2.4㌶を活用して観光農園を開こうと、2015年に農業を始めました。バナナは2017年から、高さ約7㍍のハウス2棟23㌃で栽培。500本を農薬を使わず育てています。

バナナは、JA産直市などで販売してきたが、人が多く集まるイベントへの出店でバナナと農園を広くPRしようと、キッチンカーを導入しました。

出荷できない小さなサイズを原料に6次産業化で付加価値を高める中田さん。「バナナのおいしさと農園を知ってもらいたい。栽培と販売を軌道に乗せ、地域活性化に貢献したい」と意気込みます。

キッチンカーでバナナを使ったメニューを提供する勝梅園のスタッフ
色鮮やかな勝梅園のキッチンカー