「原産西条柿」が出番

2019.10.09
「原産西条柿」を一つ一つチェックするJA選果場の職員

JA広島中央の原産西条柿生産出荷組合は7日、特産の「原産西条柿」の出荷を始めた。「原産西条柿」は、11月の皇位継承の重要祭祀大嘗祭で県の特産品として供えられることも決まった。

4月の遅霜や、台風での落果はあったが、玉太りは良く、順調な仕上がり。県内出荷の他、贈答用に全国発送する。

JA管内は「西条」発祥の地として知られ、49戸が約14.㌶で栽培。「原産西条柿」は、縦に深い溝がある。糖度が約15度と高く、果肉が柔らかく、口当たりが良い。高齢化が進むが、新規生産の呼び掛けなどで産地を守る。低樹高の整枝・剪定や摘蕾、摘果の徹底で大玉、高品質の生産を目指す。

JA選果場内では、手作業で品質を確認して3等級に選別し、選果機で5階級に選果。渋抜き用ドライアイスを入れて梱包、出荷する。

同組合の兼則和幸組合長は「気象条件が悪い中、生産者の努力で出荷できた。真心を込めた柿を味わってほしい」と自信を見せる。