トビイロウンカ多発に対応/坪枯れ空から捜索

2019.10.02
トビイロウンカの被害状況をドローン撮影で確認する生産者とJA職員ら

JA広島中央は9月27日、水稲害虫のトビイロウンカ多発を受け、ドローン(小型無人飛行機)による発生調査を実施しました。東広島市の3地区を上空約80㍍から撮影し、地上からの目視では見つけられなかった坪枯れ被害を確認。9月上・中旬の追加防除の効果や収穫適期を調べ、必要な防除の実施と、次年度の防除体系に活用します。

調査は大信産業が協力で10月に収穫予定の品種「恋の予感」を中心に行いました。JAは9月上旬に管内全9町で各4圃場を調査し、1株当たりの成虫と幼虫の数を集計。過去に例がない発生数が確認されたことで、生産者に追加防除を促しました。

防除徹底と、既に坪枯れが発生している圃場では、可能であれば早い収穫を呼び掛け、減収を防ぎます。またJAは、被害を基に次年度の防除体系を見直す方針です。営農指導課の西田聡課長は「上空撮影した写真を定期的な講習会などで生産者にも見てもらうことで、参考にしてもらいたい」と話します。