ミニハクサイブランド命名「こまい菜」/JA広島中央青壮年連盟

2019.09.25
ミニハクサイを定植する部員の大下博隆さん(右)とJA職員

ミニハクサイの産地化に取り組むJA広島中央青壮年連盟は、ブランド名「こまい菜」と命名しました。「こまい」は広島弁で「小さい」という意味で、地元や消費者に親しみを持ってもらうのが狙いです。3年目の「ミニハクサイプロジェクト」は、生産する農家が2戸増え、作付け株数は前年2倍になりました。長期出荷に向け、生産、販売の拡大と併せて知名度アップで所得向上につなげます。

ミニハクサイは、1玉500㌘で出荷する通常の3分の1の食べきりサイズ。核家族化が進み、注目され始めているが、管内ではなじみが薄いことから名称を8月に公募しました。県内の消費者75人から116点の候補が集まり、「こまい菜」に決め、商標登録の申請をしました。

生産では新たに部員1人と、部員が所属する1法人が加わり、6戸が定植から出荷までを担います。苗生産者2人が育苗を担当。全体の作付けは2017年度の1万7500株から2018年度は2万700株、2019年度4万1500株となりました。

昨年までは11月上旬から12月に出荷しましたが、今年は1カ月早い10月上旬から出荷し、長期安定供給を目指します。種まきと定植を6回に分け、9月上旬~10月上旬に植え付けます。

株間20㌢、条間30㌢の密植で栽培し、育成期間が短いため、管理が難しく、青壮年連盟は経験を生かして作業分担し、技術を持ち寄って生産します。栽培暦を基に生産し、部員とJAが圃場を巡回して技術と情報を共有しています。

繁忙期の定植と収穫には、JAが職員の職場離脱を活用して作業を補います。県内スーパーや、JA産直市「とれたて元気市となりの農家店」で販売する計画で、販売促進にも力を入れます。

同連盟の増原三千哉委員長は「団結力を強め、良質生産することでブランド化したい」と意欲を見せます。