中長ナス「なす坊」最盛/新しい規格確認 初の中間目合わせ

2019.08.06
出荷基準を入念に確かめる生産者

JA広島中央は8月上旬、出荷最盛の中長ナス「なす坊」の中間目合わせ会を管内5会場で開きました。期間中盤での目合わせは初めて。規格や荷姿、今後の栽培管理ポイントを確認し、シーズンを通した品質維持と、出荷増を呼び掛けました。

 

JAは2019年、出荷先の意見を取り入れて出荷基準を一部見直しました。ナスは収穫から出荷までの作業時間が長く、生産に関わる全作業時間の7割ほどを占めています。規格の判断基準を簡素化することで、生産者の出荷作業を短縮し、効率化を図ります。

目合わせでは、新しい出荷規格表を参考にしながら、色や曲がり具合、傷の大きさなどなどを等級ごとに分けたサンプルを使って確認しました。参加した向井俊貴さんは「選別作業に時間がかかっていた。作業が短縮できれば、より多く出荷できるようになる」と期待します。

「なす坊」は黒紫色で果肉が柔らかく、ジューシーなのが特徴。JAは、ブランド野菜として生産と販売に力を入れています。

78人が5.4㌶で栽培。主に県内市場に7月から10月下旬まで出荷し、出荷量180㌧、販売高4500万円を見込みます。

営農指導課の橋本孟治指導員は「今後も出荷先の意見を基に段階的に規格を柔軟に見直すことで出荷増を促し、生産者の所得増大につなげたい」と話します。