ベテラン農家が指導 /営農アドバイザーに委嘱

2017.05.31
 
巡回先の農家でナスの状況を確認し、助言する営農アドバイザー

JA広島中央は、野菜の生産拡大を加速させるため、営農指導体制の強化に乗り出しています。栽培経験豊かな生産者9人を「営農アドバイザー」に委嘱。5月から本店の専門指導員やグリーンセンターの営農指導員と連携し、栽培技術充実と担い手育成を図っています。野菜の生産基盤強化で、自己改革の重点項目「農業生産の拡大」「農業者所得の増大」に弾みをつけます。

 

アドバイザーは、管内9カ所にあるグリーンセンターごとに1人ずつ配置。重点振興品目に指定するアスパラガス、ナス、ピーマン、白ネギの生産者約230人を月に1回以上巡回し、栽培管理や技術について助言します。

1人当たり20~40人を担当。生育状況や相談内容を活動報告書にまとめ、営農指導員と共有して細かく対応します。地元の生産者が指導に当たることで、農家が安心して栽培できるようにするのが狙いです。

 

JAは、2016度年から3年間取り組む経営刷新中期計画で、重点振興品目を四つに絞り、18年度の4品目の販売高2億5750万円と掲げています。

河野孝行組合長は「地元生産者が巡回し、より細やかに手厚い支援をすることで、生産意欲向上につなげたい。農家とJAが密接に連携することで、さらなる地域農業の振興を進める」と話しています。