春ネギ 出荷順調/JA広島中央大和町部会

2019.05.07
春ネギの出荷調整をする平野さん夫妻

JA広島中央大和町白ネギ部会で新たに取り組む春ネギの出荷が順調だ。JA管内では7月下旬から翌年3月の出荷が一般的だが、3月下旬からの春ネギ出荷で、長期安定供給による生産拡大と生産者の所得増大につなげたい考えだ。

 

春ネギは2戸が20㌃で栽培。品種を替えるなどで通常よりも遅い7月下旬に定植、3月下旬から5月に4㌧の出荷を見込む。

夏ネギ、秋冬ネギに加え、春ネギに挑戦する三原市大和町の平野孝実さん。積雪の被害も少なく、低温で病害虫の発生も少なかった。順調に生育し、平野さんは「春ネギはみずみずしく、青々としている。鮮度の良い春ネギを味わってもらいたい」と品質に自信を見せる。

JAは2014年度から、JA広島北部とのリレー出荷で主に12~2月に出荷し、管内全域で生産振興に取り組む。2016年度から7月下旬~9月出荷の夏ネギを北部地域などで本格化させ、出荷を長期化させた。

周年出荷を目指して2018年度は、春ネギを取り入れ、出荷体制を整える。JA大和グリーンセンターの谷杉貴志営農指導員は「生産者が年間を通して出荷できるようよう、技術を確立し、所得向上につなげたい」と意気込む。