米作り 初心者を応援/円滑な事業承継へ

2019.04.19

JA広島中央は、担い手育成、事業承継の支援に力を入れています。2017年に全支店が農地の相続や農業の事業承継の相談窓口となり、グリーンセンター、営農支援センターなど本店部署と連携して支援。併せて受け継いだ農地の活用として2018年から水稲の初心者向け「初めての米づくり」講座を開いています。次世代に米作りの基礎を伝え、支援の充実で後継者対策、円滑な事業承継につなげます。

農業現場では、稲作に手伝いで携わってきたが、相続発生後にどうすればいいのか分からず困っている後継者もいます。もしもに備え、稲作の初歩を伝承することで、円滑な事業承継を進めようと、初心者限定の講座を始めました。

2年目の今年は3月下旬に開講し、25人が12月まで毎月1回、水稲の基礎知識を学びます。未経験で農地を受け継いだ人や、米作りには携わってきたが、主体となって栽培していない人らが参加。JA営農指導員が講師を務め、作業の意味やポイントなどを分かりやすく伝えます。田植え、除草、追肥、病害虫防除、収穫など作業時期に合わせた内容を講義し、機械の使い方なども説明します。

東広島市のJA高屋支店で開いた初講座では、種まきや育苗管理、代かきについて講義。トラクターの操作方法やトラブルの対処法などを実演を交えて伝えた。参加した同市の飛家久司さんは「父が亡くなり、昨年から米作りをしている。正しい知識を身に付けて農業を続けたい」と話します。

講座の反響は大きく、定員を超える募集がありました。JA営農販売部の藤井一浩部長は「地域農業を支える人材を育成することで後継者対策や事業承継につなげたい」と話します。

 

JA職員によるトラクターの操作方法の説明を聞く受講者
講習会では作業の意義やポイントについて説明しています