復興へ歩み着実に/全国から支援 施設が稼働

2019.04.12

2018年7月に発生した西日本豪雨で被害を受けた東広島市のJA広島中央福富育苗センターが復旧し、4月から水稲育苗を始めましたた。豪雨による土砂災害で、播種機や出芽室を備える建物内に土砂が堆積しましたが、全国からのJAグループ支援隊やJAグループ広島支援隊の協力で復旧。組合員から、例年通りの注文が入っています。

稼働初日には、育苗箱1000枚に「あきさかり」の種もみをまきました。育苗箱を積み重ねる装置がうまく作動しいトラブルもあったが、メーカーの対応で作業を終えました。6月中旬まで、8品種約2万2400枚の出荷を計画です。

豪雨災害では、育苗センター建物内に土砂が30㌢ほど堆積。敷地内の排水溝も土砂で埋め尽くされました。8月にJAグループ広島支援隊が駆け付け、JA職員と排水溝の土砂をスコップでかき出しました。全国のJAグループ支援隊も派遣され、重機が入れず、人力が必要な個所で作業に当たりました。

山側には二次災害を防ぐため、土のうを積み重ねています。敷地内には流木が積み上げられたままなど、豪雨災害の跡が残っています。福富グリーンセンターの高光雄志センター長は「職員だけでは手が回らなかったが、支援隊の応援のおかげで早く復旧できた。今年も組合員に苗が届けられ安心した」と感謝します。

復旧した育苗センターでの作業
復旧した建物内での播種作業