県央でマルシェ人気/地域外に魅力発信

2019.01.15
広島市の「ひろしま夢プラザ」でセントラルマルシェをPRするメンバー

広島県の中心部に位置する東広島市福富町、豊栄町、河内町で構成する広島県央商工会の「セントルマルシェ」が話題を集めています。「心とからだと大地に優しい」をコンセプトに、木箱での陳列や、黒板のPOP(店内広告)など、ひと手間かけた工夫で温かみを演出。特産品や産地をPRし、地域振興につなげています。1月5日~15日までは広島市の市町村情報センター「ひろしま夢プラザ」でマルシェを開き、JA広島中央の産直市「となりの農家」も参加して県央地域をPRしています。

 

セントルマルシェは、県央を南仏のプロバンスに見立てた「県央プロバンス」計画の一環。多くの人に訪れてもらい、豊かな自然や農畜産物に触れてもらい、過疎化や高齢化が進む地域を活性化させたいと立ち上げました。2017年から年2回、春と秋に会員のリンゴ園や牧場などで開いています。

マルシェでは、農畜産物やパン、木工品、革製品、カフェなどの販売ブースの他、料理や小物作りなどのワークショップもあります。会員による対面販売で消費者との交流を深めています。

2018年11月に豊栄町の小石川りんご園で開いた4回目のマルシェでは、初回の2倍の40ブースが出店。来場者約2300人の8割が地区外から訪れました。

地元でのマルシェに加え、2018年からは広島市内の百貨店の催事場などにも出店しています。ワインやスープ、シイタケのオリーブ漬けなど、パッケージデザインを統一したセントルマルシェのオリジナル商品も人気。今後も新たな商品化を進めています。

 同商工会経営支援課の中元一登課長は「“遊ぶ、食べる、泊まる”を楽しめる活気ある地域にしたい。多くの人に地域を訪れてもらい、県央=プロバンスと認識してもらえるようになりたい」と話しています。