東広島市酒米栽培推進協議会 地産地消で農政局長賞

2019.01.15
表彰状を受け取る腰本代表(左)

東広島市酒米栽培推進協議会は、酒どころの同市西条で、酒造りに地元産の酒造好適米を使った地産地消に取り組んでいます。気候・風土を生かして品質の高い酒米を生産し、地域一体の活動が評価され、2018年度地産地消等優良活動表彰で、中国四国農政局長賞を受賞しました。

 

同市の水と米を使った西条の銘酒造りを目的に1989年、雄町栽培研究会を発足。1992年に現協議会に改称しました。生産農家30戸や同市の酒造会社7社、地元の精米機器メーカーのサタケ、JA全農ひろしま、JA広島中央など生産から精米、醸造、販売に加え、精米に必要な機器も含めて関係機関が集まった全国でも珍しい組織体です。

水田は同市高屋町に集約。標高250~370㍍の冷涼・多日照の気候と粘質の土壌を生かし、79㌶で「山田錦」を栽培。栽培管理の統一や精米技術による品質向上を図り、玄米成分を分析して実需の蔵元に品質を示すことで需要を拡大。地域一体で組織基盤を確立してきました。

特産化で生産者の所得向上を図っています。また、のぼり旗や看板を設置して産地をPRしたり、イベントに参加したりするなどで消費者への理解を深めています。

1月9日には同市のJA広島中央高屋支店で表彰式が開かれ、同協議会の腰本義文代表に、中国四国農政局の那須慎吾地方参事官が賞状を贈りました。腰本代表は「さらなる品質向上と生産拡大で、これまで以上に地産地消に貢献していきたい」と話しています。

表彰式に参加した協議会メンバーら