ドローン直播栽培実証/水稲 待望の収穫

2018.09.27

JA広島中央は9月19日、2018年度から実証実験に取り組んでいるドローン(小型無人飛行機)を使った直播栽培に取り組む水稲を収穫しました。播種後の生育は順調で、収量も上々。労力やコスト低減効果、収量調査の結果を検証し、直播栽培の普及に役立てていきます。
東広島市西条町の20㌃の水田で実証に取り組みました。5月に農薬散布用ドローンを使い鉄コーティングした「あきさかり」12㌔を散播しました。種もみが多く密植になり、倒伏したと箇所もあったものの、分けつが盛んで株張りは良好。1本当たりのもみ数多く、コンバインでは、全面刈りでも条刈りでも可能でした。収量は10㌃当たり600~650㌔とみて、坪刈りをして全農ひろしまで収量調査も行います。
JAは、2015年に乗用の直播専用機を導入。ドローンは農薬散布用を2017年から導入し、7台を集落営農法人などに担い手に貸し出しています。直播専用機での栽培結果と比較し、動力散布器での散播なども比較する計画です。
JA営農指導課の溝西優課長は「一層の省力化、低コスト化に向けた直播技術の確立と、ドローンの活用にもつなげたい」と意欲を見せています。収量の他、品質、コストなども見て普及可能な直播栽培の新技術の確立を目指します。

ドローンを使って直播した稲を刈るJA職員