出荷農家に助成金/検査立ち会いも不要

2018.09.03

JA広島中央は米の集荷拡大に向け、今年度から出荷農家に対し1袋(30㌔)130円の助成金を支払います。検査の農家立ち会いも不要とし、労力とコストを低減。高齢化や世代交代による兼業化が進む中、生産者の利便性を高めて集荷量を増やし、今年産から始める米の全量買い取り販売を円滑に進めたい考えです。
助成金は、集荷運搬をJAに依頼した場合だけでなく、農家が自ら集荷場に持ち込んだ場合や、カントリーエレベーターなどJAの共同乾燥調整施設を利用した場合も、出荷量に応じて支払います。
作付面積が4㌶以上の大規模農家や集落営農法人に対しては、JAが無償で運搬します。30㌔の米袋で126袋、600㌔のフレコンバックで5袋と、4㌧トラックが満載になる単位を基本とし、農家宅からJA集荷場へ搬送します。
JAは、今年産から、従来の委託販売から買い取り販売に移行します。販売計画に基づいた生産と集荷量を確保することで、価格を最大化に努め、今年産は9900㌧の集荷を計画しています。JAの高藤秀信常務は「集荷支援を講じることで計画に基づいた生産を確実に行い、農家手取りの最大化につなげたい」と意気込みます。

JA集荷場に集まった米を確認する職員