希少動物や農に触れる/ちゃぐりんフェスタ

2018.08.27

JA広島中央は8月9日、国の特別天然記念物「オオサンショウウオ」が生息する東広島市豊栄町の椋梨川や黒瀬町のバナナ園を訪れるツアー「ちゃぐりんフェスタ」を開きました。管内の親子26組56人が参加。希少動物や農業の先端技術に触れることで地域と農業への関心を深めてもらう狙いです。
水生生物の観察には東広島オオサンショウウオの会と広島大学総合博物館の清水則雄准教授が協力。オオサンショウウオの生態や同会が進めている追跡調査の内容について清水さんが講義しました。清水さんは「オオサンショウウオが共存できる豊かな環境を守っていくことが大切」と説明しました。椋梨川での観察では、児童は網を川に沈め、足を使って魚を入れて捕りました。オオサンショウウオは見つからなかったが、事前に清水さんが捕ったオオサンショウウオを観測しました。
黒瀬町の(株)勝梅園では、ハウス2棟(23㌃)で苗500本を植えるバナナの栽培を見学。耐寒性に優れた「凍結解凍覚醒法」で開発した育苗技術によって亜熱帯地域以外の管内でも栽培できる技術を学びました。
昼食には、JA女性部が管内産の米「恋の予感」やジャンボピーマンを使って作った「オッタマゲおむすび」と、「一目惚れポテトサラダ」を味わいました。
JA営農指導課の溝西優課長は「体験したことを家族共通の話題にしてもらいたい。一生涯忘れない記憶として子どもの心に残ってくれるとうれしい」と話しています。

網を使って椋梨川で魚を捕る児童
バナナの生育に驚く児童