共同利用施設復旧へ/9月の米集荷めざす

2018.07.31

JA広島中央は、西日本豪雨の土砂崩れで被害を受けた三原市大和町にある共同利用施設の早期復旧に取り組んでいます。台風12号が迫った28日には、豪雨災害で破損したカントリーエレベーター施設の前に土のうを積み上げ、二次災害による被害の拡大を防ぎましただ。9月上旬に予定する組合員の米集荷に間に合うよう急ピッチで工事を進めています。
同施設は、裏山の土砂崩れで流木や土砂が流れ込み、ライスセンターの米の貯留びんや保管倉庫が倒壊した他、カントリーエレベーターの出荷計量装置一式やサイロの一部などが破損しました。
被災後、JAは速やかに県や市に被害状況を報告し、行政が現地を確認しました。全半壊した施設を元の状態に戻すには時間を要するため、まずはカントリーエレベーターを復旧させることで、収穫期に米の受け入れができる体制を取ります。
土砂やがれきなどの撤去作業は16日から始めました。土砂は50㌢~2㍍ほど堆積。山の湧水も流れ込んでくるため足元がぬかるみ、重機による撤去作業も難航しています。JAは二次災害を懸念していますが、山を管轄する行政の対応が未定のため、施設内に土のうを積む工事も計画しています。
JAの高藤秀信常務は「組合員のことを第一に考え、収穫には何とか間に合うよう早期復旧に努める」と意気込みます。

土のうを積んで台風による二次災害を防いだJA共同利用施設
破損したカントリーエレベーターの回りの土砂の撤去作業が進むJA共同利用施設